当院のご案内

大泉生協病院は、94床の急性期を中心とする一般病院です。
(急性期一般病床47床、地域包括ケア病床47床)

病院概要・沿革

  • 病院概要(2022年現在)
開設 2002年12月1日
病院・施設・企業形態 一般病院
職員数 270人 / 175(常勤換算)
病床数 94床(急性期一般病床47床・地域包括ケア病床47床)
院外処方率(%) 98%
診療科目

内科、小児科、外科、整形外科、精神科、歯科、眼科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科、呼吸器内科、循環器内科、神経内科、糖尿病内科、内分泌内科

看護基準/介護報酬区分 10:1(一般病棟)  13:1(地域包括ケア病棟)
設備機器/設備状況

MRI(1.5T)、全身用CT(80列マルチスライス)、心エコー・腹部エコー等、上部内視鏡・下部内視鏡、各種レントゲン診断装置、骨密度測定装置、血液・生化学自動分析装置,マンモグラフィー装置

外来患者数 230人/日
救急指定有無 東京都指定二次救急医療機関
指定・認定 ISO9001認証取得(2005年10月28日)、WHO-HPH認定病院(2012年1月10日)、
機能強化型在宅療養支援病院、東京都災害拠点連携病院
  • 病院の沿革
1951年

鬼子母神診療所開設(豊島区)

1959年

鬼子母神診療所を病院化、鬼子母神病院となる

1994年

大泉学園診療所開設(練馬区)

2002年

鬼子母神病院の病床を移転し、大泉生協病院開設(その後大泉学園診療所は廃止され、後に 石神井ボート池前診療所として改めて開設)

2007年

第5次中期構想を確定、大泉生協病院の増改築を決定

2008年

増改築工事終了

2015年

石神井ボート池前診療所閉院

2015年

地域包括ケア病棟稼働

健診重要事項に関する概要

各項目ごとPDFファイルが表示されます。2024年2月2日更新

  • 重要事項に関する規程の概要(R6年度)[PDFファイル
  • 2024重要事項に関する規程の概要[保健指導機関[PDFファイル

当院のめざすもの

大泉生協病院の使命

  • すべての世代の人びとのために、総合的で質の高い医療を提供します。
  • 組合員とともに、ヘルスプロモーション※活動を行います。
  • 組合員とともに、保健・医療・介護のネットワークを強め、地域の人びとをささえます。
  • 組合員とともに、困っている人に寄り添い、手助けします。

ヘルスプロモーションとは、人びとが自ら健康をコントロールし、改善する運動のことです。その内容は「(1)個人の生活習慣を改善すること」「(2)貧困など社会的な問題に働きかけて、よりよい環境をつくること」「(3)人生の楽しみを享受して、より豊かな人生をおくること」です。

大泉生協病院の質方針

大泉生協病院は、「医療福祉生協のいのちの章典」を指針に、ISO9001の規格の意図を業務に活かし、法令を遵守し、安心・安全の医療サービスを提供します。そして、常に患者さんやご家族のみな様にご満足いただけるように努めます。そのために、質目標を設定し、ふりかえりを行います。

2013年10月8日

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医療福祉生協のいのちの章典

はじめに
日本生活協同組合連合会医療部会は「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めてきました。これらの活動を引きつぎ、2010年日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。
医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ、医療福祉生協連の設立趣意書の内容を基本にして「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。
「いのちの章典」は、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。

医療福祉生協とは
医療福祉生協は、地域のひとびとが、それそれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活協同組合法にもとづく自治的組織です。医療機関・介護事業所などを所有・運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の協同によって、問題を解決するための事業と運動を行います。

医療福祉生協が大切にする価値と健康観
私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場にたちます。私たちは、憲法13条の幸福追求権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。
私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」とういうものです。
私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。

いのちとくらしを守り健康をはぐくむための権利と責任
ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。

  • 自己決定に関する権利
    私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。
  • 自己情報コントロールに関する権利
    私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。
  • 安全・安心な医療・介護に関する権利
    私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。
  • アクセスに関する権利
    私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。
  • 参加と協同
    私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めてこれらの権利を発展させます。

2013年6月7日 日本医療福祉生活協同組合連合会第3回通常総代会にて確定

ICA声明

協同組合の定義・価値・原則〜「協同組合のアイデンティティに関するICA声明」

  • 定義
    協同組合は、共同で所有し民主的に管理する事業体を通じ、共通の経済的・社会的・文化的ニーズと願いを満たすために自発的に手を結んだ人々の自治的な組織である。
  • 価値
    協同組合は、自助、自己責任、民主主義、平等、公正、そして連帯の価値を基礎とする。それぞれの創設者の伝統を受け継ぎ、協同組合の組合員は、正直、公開、社会的責任、そして他人への配慮という倫理的価値を信条とする。
  • 原則
    協同組合原則は、協同組合がその価値を実践に移すための指針である。
    • 第1原則:自発的で開かれた組合員制
      協同組合は、自発的な組織である。協同組合は、性別による、あるいは社会的・人種的・政治的・宗教的な差別を行わない。協同組合は、そのサービスを利用することができ、組合員としての責任を受け入れる意思のある全ての人々に対して開かれている。
    • 第2原則:組合員による民主的管理
      協同組合は、その組合員により管理される民主的な組織である。組合員はその政策決定、意思決定に積極的に参加する。選出された代表として活動する男女は、組合員に責任を負う。
      単位協同組合では、組合員は(一人一票という)平等の議決権をもっている。他の段階の協同組合も、民主的方法によって組織される。
    • 第3原則:組合員の経済的参加
      組合員は、協同組合の資本に公平に拠出し、それを民主的に管理する。その資本の少なくとも一部は通常協同組合の共同の財産とする。組合員は、組合員として払い込んだ出資金に対して、配当がある場合でも通常制限された率で受け取る。組合員は、剰余金を次の目的の何れか、または全てのために配分する。
      • 準備金を積み立てることにより、協同組合の発展のため、その準備金の少なくとも一部は分割不可能なものとする
      • 協同組合の利用高に応じた組合員への還元ため
      • 組合員の承認により他の活動を支援するため
    • 第4原則:自治と自立
      協同組合は、組合員が管理する自治的な自助組織である。協同組合は、政府を含む他の組織と取り決めを行ったり、外部から資本を調達する際には、組合員による民主的管理を保証し、協同組合の自主性を保持する条件において行う。
    • 第5原則:教育、訓練および広報
      協同組合は、組合員、選出された代表、マネジャー、職員がその発展に効果的に貢献できるように、教育訓練を実施する。協同組合は、一般の人々、特に若い人々やオピニオンリーダーに、協同組合運動の特質と利点について知らせる。
    • 第6原則:協同組合間協同
      協同組合は、ローカル、ナショナル、リージョナル、インターナショナルな組織を通じて協同することにより、組合員に最も効果的にサービスを提供し、協同組合運動を強化する。
    • 第7原則:コミュニティへの関与
      協同組合は、組合員によって承認された政策を通じてコミュニティの持続可能な発展のために活動する。

医師育成

協力型臨床研修病院として
一般的な病気をきちんと診られる総合診療医を育てます

当院が目指す医師像は、地域に根差した総合診療医です。医学部卒業直後の2年間を対象とした初期研修医の育成をはじめ、3年目から5年目対象の後期研修プログラム、6年目から7年目対象のフェローシッププログラムを通じて一貫した医師育成をおこなっています。
患者様が病気を抱えながらでも、この地域で安心して暮らし続けることが出来るよう生活背景にも目を向けた治療がおこなえる医師を育てていきます。

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