ポリシー

個人情報保護方針

大泉生協病院は、個人情報を取り扱う事業者としての責務を自覚し、その社会的役割を誠実に果たします。
わたしたちの事業に関わる個人情報は、患者様、利用者様の心身にふれるものであり、プライバシー保護において特段の配慮が求められています。大泉生協病院は開院以来一貫して「医療生協の患者の権利章典」を事業や活動の指針として掲げ、患者・利用者の権利の尊重を何よりも大事にしてきました。2013年6月、医療福祉生協連の「いのちの章典」が制定され、患者の権利のひとつとして自己情報コントロール権が明記されました。わたしたちは、この自己情報コントロール権と「個人情報保護法」を遵守する立場から、個人情報の適切な保護のために、本方針を定め運用します。

  • 大泉生協病院個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
    • 個人情報の取得・利用・提供に関して、医療生協の事業と活動にふさわしい利用目的と範囲を明確にし、適切に扱います。
    • 個人情報への不正なアクセス、紛失、破壊、改ざんおよび漏洩などが発生しないように安全確実な業務を確立します。
    • 事業や活動への利用者の主体的な参加を育むとともに、医療や介護に関する大切な情報をわかりやすく本人に提供し、説明します。情報の開示、訂正などの請求には、誠意をもって対応します。

これらの方針の実践のために、法令を遵守し、個人情報を保護するためのマネジメントシステムを定め、継続的な改善をはかります。すべての職員に本方針を徹底し、印刷物等 を通じて広く公表します。

2013年6月25日
東京保健生活協同組合 大泉生協病院
病院長 齋藤文洋

個人情報の取り扱い手順書

  • 1. 目的
    本手順書は、利用者の個人情報の取り扱いに関する事項について定める。
  • 2. 定義
    本手順書に関する用語の定義は次の通りとする。
用語 定義
利用者

医療サービスを利用する患者、健診の受診者、介護サービスの利用者など、大泉生協病院が提供するサービスを受ける人

本人

当該個人情報によって識別される特定の個人

本人に通知

本人に直接知らせること(口頭で伝える、文書を渡す、文書を郵送する、電子メールやファックス等により送信する、等)

公表

大泉生協病院の意思を広く一般に知らせること。(事業所内に掲示する、機関紙や支部ニュース、パンフレット等に載せて配布するなど)

同意

本人の個人情報が大泉生協病院の示した取り扱い方法で取り扱われることを承諾する旨の本人の意思表示。

明示的な同意、明示的な方法による同意

明確に意思を示すこと。(本人の署名、押印、口頭による回答など)

黙示的な同意、黙示的方法による同意

当該行為の手続きにおいて、反対の意思表示を明確に表示しないことをもって、同意を得たと考えること。
【参考】厚生労働省ガイドラインⅡ4.
「医療機関については、患者に適切なサービスを提供する目的のために、当該医療機関において、通常必要と考えられる個人情報の範囲を施設内への掲示(院内掲示)により明らかにしておき、患者側から特段明確な反対・留保の意思表示がない場合には、これらの範囲内での個人情報の利用について同意が得られているものと考えられる。」

利用者の個人情報の利用

大泉生協病院の施設内において定められた権限を有する職員が、定められた範囲内において利用者の個人情報を処理すること。

利用者の個人情報の第三者への提供

大泉生協病院が保有している利用者の個人情報を、大泉生協病院の職員以外の者(第三者)に利用可能にすること。

  • 3. 利用者の個人情報の利用目的の通知・公表・同意
    • 通常業務における通知・公表・同意
      利用者から収集する個人情報を、医療・介護サービスの提供および医療生協活動の通常業務に おいて利用する場合は、以下の方法で通知・公表し、同意を得る。
      • 新規利用者への通知および同意
        新規の利用者には、利用者の個人情報の利用目的を通知し、同意を得る。
        • 医療サービス、区民健診、事業所健診の受診者
          外来および入院医療サービス、区民健診、事業所健診等の受診者には、事業所内への掲示または受診者に利用目的を記載した文書を渡すなどして公表または通知し、明確な反対の意思表示がない場合は、同意がえられたものとする。
        • 介護保険サービスの利用者
          介護保険サービスの利用者は、新規利用申込受付時に、別表1の利用目的を記載した文書を利用者に提示し、説明する。説明した内容に同意を得た上で、申込書、契約書に署名いただく。
      • 既存の利用者への公表
        既存の利用者には、利用者の個人情報の利用目的を公表し、特段明確な反対の意思がない場合は、同意が得られたものとする。 個人情報保護担当者は、別表1の文面を外来の利用者の見えやすい場所に掲示する。
    • 利用者に個別に同意を得る場合の通知・同意
      以下に該当する場合は、利用者の個人情報を収集・利用・提供する前に、本人にその目的を通知 し、明確な同意を得る。
      • 利用者の情報を第三者に提供する場合
        個人情報を第三者に提供する場合の本人の同意を得る手順は別に定める。
      • 虹の箱、患者アンケート等により利用者の意見を収集する場合
        虹の投書箱や患者アンケート等により利用者の意見や苦情を収集する場合には、収集した情報の利用目的・利用方法を明示し、本人の同意を得た上で意見や苦情を収集する。
      • その他大泉生協病院が個別に通知し同意を得る必要があると考える場合
        上記以外に、3-1項で規定した利用目的以外に利用する場合は、事前に本人にその目的を通知し、同意を得る。
  • 4. 利用者の個人情報の利用
    • 大泉生協病院内での利用
      利用者の個人情報を大泉生協病院内で利用するにあたっては、利用目的を達成するために必要な範囲内でのみ利用する。
    • 個人情報の正確性・最新性の確保
      各事業所における個人情報の取り扱いにおいては、情報システムへの入力、情報システムの管理・運営などに関して、正確性・最新性を確保できるように業務手順を定めて実施する。
    • 個人情報の目的外利用の禁止
      当院においては、別に定める利用目的以外に利用者の個人情報の利用を行うことを原則禁ずる。ただし、やむなく個人情報の利用が関連性を有すると合理的に認められる範囲を大きく超える場合は本人の同意を得る。
  • 5. 利用者の個人情報の第三者への提供
    • 本人への通知と同意、および第三者への提供の手順
      • 利用者の家族へ説明する場合
        利用者の家族等への病状説明は、医療サービスを提供するための通常業務における利用目的と して3-1項に定めるとおりに同意を得る。また、本人と同時に説明を受ける家族等に対する説明は本人の同意を得ているものと考える。
        家族等に対する説明の場合は、利用者の家族であることを確認したうえで説明する。本人に対して、あらかじめ病状説明を行う家族等の対象者を確認し、同意を得、本人の同意を得 ている対象者のみに病状説明を行う。可能な場合は、初診時、入院時、介護サービス契約時、サービスの新規利用開始時に病状説明を行う家族等の対象者を確認しておく。
      • 利用者に対する問い合わせの回答
        • 職場・学校・知人からの電話での問い合わせへの回答
          • 電話での問い合わせに対しては、「確認の後、こちらから連絡させていただく」旨回答し、受けた電話では一切回答しない。
          • 当該利用者に確認し、同意が得られた場合は、問い合わせ者に連絡し、回答する。
          • 当該利用者の同意が得られなかった場合、および回答の可否を確認できない場合は、問い合わせ者に対して、「回答できない」旨を回答する。
        • 来院された問い合わせ者への回答
          (i)に準じた対応をする。まず、本人の同意を得る。
      • 警察からの問い合わせ(任意のもの)への回答
        • 電話での問い合わせに対しては、「こちらから電話させていただく」旨回答し、受けた電話ででは一切回答しない。警察署の電話番号、部署名、担当者氏名を聞いておき、コールバックする。
      • 保険請求等の手続きに関する第三者への提供
        • 労災、自賠責の手続き
          本人に手続きの申込書の同意欄に署名いただいた上で、事務処理する。
        • 民間保険会社等からの問い合わせ
          本人の委任状等の同意(書)を確認のうえで、回答する。
      • 他事業所への情報提供
        • FAXで他の医療機関、介護施設等に個人情報を提供する場合は、氏名を塗りつぶすなどして、個人が特定されないように留意する。
    • 黙示的方法による同意
      以下の事項については、3-1項で規定する通常業務において利用する目的として通知・公表し、黙示的な方法で同意をえる。
      • 患者(利用者)様のご家族に対する説明
      • 他の医療機関、介護関連事業者との連携
      • 患者(利用者)様の治療内容等を他の医療機関等へ照会する場合
      • 外部の医師(専門医等)の意見を照会する場合
      • 調剤薬局や他の医療機関等からの照会に対して返答する場合
      • 健康診断のご案内をする場合
      • 患者(利用者)様の会計や経理業務
      • 診療報酬、介護報酬の請求業務
      • 医療機関、介護事業所の上部組織への報告
      • 事業者からの委託を受けて健康診断を行った場合における事業者へ結果の通知および照会に対する返答
      • 医師賠償保険や損害賠償保険などに係わる医療専門の団体、保険会社等への相談または届出
      • 医師や看護師、その他の職員の教育や臨床研修に利用する場合
      • 臨床研究
      • 臨床治験のためのデータ収集
      • 職員から医療生協への加入のおすすめ
      • 職員から医療生協の各種企画へのお誘い
    • 法的例外事項
      以下の事項については、第三者提供の例外であり、本人の同意を得る必要はない。
      • 意識不明で身元不明な患者に対する関係機関への照会
      • 意識不明の患者の病状や重度の認知症の利用者の病状等を家族に説明する場合
      • がん登録等公益性の高い疫学調査
      • 厚生労働省等の医療行政に係わる統計・調査・サーベイランス事業
      • 保健所など公的機関に対する保健医療および公衆衛生上の報告
      • 児童および高齢者の虐待にかかわる報告
      • 身元不明者の死体検案書
      • 警察からの問い合わせ(法令に基づくもの)
      • 裁判所からの問い合わせ
      • 医療事故の報告
      • 医療法に基づく立ち入り検査、介護保険法に基づく実地調査
      • 高齢者虐待防止法に関わる報告
    • 第三者への情報提供に該当しない事項
      以下の事項については、第三者への提供へ該当せず、本人の同意を得る必要はない。
      • 検査や在宅酸素等医療機器設置などの業務を委託する場合
      • 病院機能評価、ISOなど外部監査機関への情報提供
      • 大泉生協病院内において、3-1項に規定した利用目的で行う情報交換
      • 組合員ボランティアは、個人情報の取り扱いについて守秘義務契約を取り交わすことで十分注意と監視が行き届く「委託」と考え、第三者には該当しない。
  • 6. 利用者が個人情報の提供を拒否した場合
    利用者が個人情報の提供を拒否した場合は、その情報については収集しない。その場合、それに伴い生じる結果について説明する。

以上

ページトップ

(別表1)患者(利用者)様の個人情報の取り扱いについて

  • 1. はじめに
    大泉生協病院は、病院開設以来「医療生協の患者の権利章典」を事業活動の指針としてきました。そして、2013年6月からは、医療福祉生協連の「いのちの章典」を指針として医療サービスを提供しています。わたしたちは、「いのちの章典」の柱の一つである自己情報コントロール権を守り、また、個人情報保護法を遵守する立場から個人情報に関する方針を定め、これを適切に利用・管理するよう努めます。
    個人情報の利用にあたっては、その利用目的についてあらかじめご本人にお伝えし、同意をいただいた範囲でのみ利用いたします。
  • 2. 医療・介護サービスを提供するための通常業務における利用目的
    大泉生協病院の職員は、医療・介護サービスを提供するために、通常の業務において、次の目的の達成のために患者(利用者)様の個人情報を利用させていただきます。
    • 患者(利用者)様の健康維持と回復のため
      • 患者(利用者)様への医療・介護サービスの提供および説明のため
      • 患者(利用者)様のご家族に対する説明のため
      • 他の医療機関、介護関連事業者との連携のため
      • 患者(利用者)様の治療内容等を他の医療機関等へ照会する場合
      • 外部の医師(専門医等)の意見を照会する場合
      • 調剤薬局や他の医療機関等からの照会に対して返答する場合
      • 検体検査の委託やその他の業務を委託する場合
      • 受診や検査結果等に関するご連絡のため
      • 健康診断のご案内をする場合
    • 事業所の事務業務や経営管理のため
      • 患者(利用者)様の会計や経理業務のため
      • 診療報酬、介護報酬の請求業務のため
      • 医療機関、介護事業所のサービスや業務の改善のための基礎データを得るため
      • 行政による立ち入り検査や実施指導への対応のため
      • 第三者評価機関や審査機関、保険者からの照会への回答
      • 企業など事業者からの委託を受けて健康診断を行った場合における事業者へ結果の通知および照会に対する返答
      • 医師賠償保険や損害賠償保険などに係わる医療専門の団体、保険会社等への相談、または届出
    • 医療・介護の質の向上のため、またはそのことに寄与するため
      • 医師や看護師、その他の医療・介護職員の教育や臨床研修に利用する場合
      • 当病院や利用者宅において行われる医療・介護実習への協力
    • 医療福祉生協のご案内のため
      • 職員から医療福祉生協への加入のおすすめ
      • 職員から医療福祉生協の各種企画へのお誘い
  • 3. 第三者への提供
    患者(利用者)様の個人情報は、あらかじめご本人の同意をいただくことなく、大泉生協病院の職 員以外の者に提供することはいたしません。 ただし、第2項「利用目的」に該当する場合は、特にお申し出がない限り、医療・介護サービスを提 供するための通常業務として必要な範囲において第三者に提供いたします。
  • 4. 大泉生協病院内部での利用と外部委託
    第2項「利用目的」に定める範囲内で、大泉生協病院内の事業所および職員が患者(利用者)様の個人情報を利用させていただく場合があります。
    また、大泉生協病院が業務を委託する相手に、患者(利用者)様の個人情報を預ける場合があります。その場合、委託先において個人情報の保護や管理が適切に行われていることをわたしたちの責任において監督します。
  • 5. 個人情報の開示・訂正・利用停止・削除
    患者(利用者)様が個人情報の開示を希望される場合、または個人情報の訂正、利用停止、削除等を希望される場合は、下記の窓口までお申し出ください。
    ご希望に対して、当生協の手順書に従い誠実に対応させていただきます。その際、ご本人であることを確認するための書類の提示をお願いしたり、所定の料金をいただく場合があります。
  • 6. 特記事項
    患者(利用者)様には、以上の内容にご同意いただいたうえで、必要な情報の提供をお願いいたします。
  • 7. 個人情報に対する安全対策
    わたしたちは、個人情報の紛失、破壊、外部への流出、改ざん、不正アクセスを防ぐために、個人情報保護方針および同手順書を整備し、合理的な安全対策を講じます。
ページトップ

苦情・相談窓口

個人情報の取り扱いについて、ご要望・ご意見・ご質問がございましたら、当ホームページの虹の箱メールフォームへお寄せください。

当ホームページ利用上のガイドライン

当ホームページの利用は、利用者の責任において行われるものとします。当ホームページおよび当ホームページにリンクが設定されている他のホームページから取得された各種情報の利用によって生じたあらゆる損害に関して、当院では一切の責任を負いかねます。
当ウェブサイトは東京保健生活協同組合・大泉生協病院の著作物であり、当院の管理化にあります。
当ホームページにアクセスされた利用者様は、その利用に関して日本国の法律に同意するものとします。

  • WEBブラウザについて
    当ホームページは、Google Chrome・Firefox・Safariの最新バージョンでご覧になることを推奨します。推奨以外のブラウザをご使用の場合、一部の機能が正しく動作しない場合があります。
  • JavaScriptについて
    当ホームページは全体にJavaScriptを使用しています。ブラウザのJavaScript機能を無効にされている場合、ホームページ内の一部機能・表示等が正しく動作しないことがあります。JavaScriptを有効にしてご覧ください。
  • 当ホームページ上の情報に関するお問い合せ先
    当ホームページの虹の箱メールフォームよりお問い合せください。
    送信いただいたメールアドレスへ数日以内に返信いたします。
ページトップ